スエズ運河地域開発に関するセミナー
11月30日、スエズ運河庁、日本大使館及びJICAエジプト事務所の共催により、スエズ運河地域開発の一助となるよう、日本及び東南アジア等における臨海部開発の知見・経験の共有セミナーを、スエズ運河庁の本部のあるイスマイリアにて開催しました。
このセミナーは9月のNYでの日・エジプト首脳会談においてスエズ運河地域開発における協力の可能性ついて議論されたことを受けて開催されたものです。
エジプト側からは、マフムード・レズク・スエズ運河庁計画・調査局長や外務省、運輸省、計画省、国際協力省などの関係者が参加し、日本側からは、香川大使、松永JICA事務所長のほか、エジプトで活動する日本企業が多数参加しました。

〈大使よりオープニングスピーチ〉 〈セミナー会場風景〉
また、セミナーの後、セミナー参加者は、現在エジプト政府によって進められているスエズ運河の複線化事業の掘削現場を視察し、スエズ運河庁関係者から事業の説明を受けました。

〈スエズ運河庁関係者からの説明〉 〈スエズ運河複線化事業掘削現場〉
また、香川大使は、アハマド・バハーッディーン・イスマイリア知事を訪問し、イスマイリアの治安状況や経済活動などについて意見交換を行いました。

〈イスマイリア知事との会談〉