2012年8月16日
~日エジプト関係情報~
平成23年度第四次補正予算による中東・北アフリカ支援
「公共事業における雇用創出プログラム」
エジプト・ミニア県上水道整備事業の契約署名式

1.8月16日,首都カイロの社会開発基金(Social
Fund for Development:SFD)(注)において、奥田紀宏駐エジプト大使とアニータ・ニロディー国連開発計画常駐代表(Ms.
Anita Nirody, UNDP Resident Representative)の立ち会いの下,ガーダ・ワリー社会開発基金事務局長(Mrs.
Ghada Wally, Secretary General of SFD)とセラーグッディーン・エルルービー・ミニア県知事(Mr.
Serag El Rouby, Governor El Menia)との間で,「公共事業における雇用創出プログラム」エジプト・ミニア県上水道整備事業の契約署名式が行われました。
2.プロジェクト概要
(1)
被供与団体:ミニア県
(2)
供与限度額:「公共事業における雇用創出プログラム」として「日・UNDPパートナーシップ基金」に拠出した550万米ドルのうち,400万エジプトポンド(約67万米ドル)を供与
(3)
概要:ミニア県内の31の農村に住む約8万5千人の住民に対し,飲料水を供給するための上水道を整備することで,生活水準の向上と雇用創出を後押しするものです。
3.エジプトにおける改革・民主化移行プロセスを支援し,エジプト経済・社会の安定・発展に繋げていくことが極めて重要であるとの認識の下,本計画では,ミニア県における安全な飲料水へのアクセスを容易にすることで,同地域住民の生活水準の向上を後押しするとともに,多くの雇用が創出されることが期待されています。
(注)SFD(社会開発基金)とは,雇用創出を通じた貧困緩和を目的に,世銀やUNDP等ドナー諸国から全面的な支援を受け,1991年に首相府直下に設立された政府系機関。
(問い合わせ先)
在エジプト日本国大使館
TEL:02-2528-5910
|