1.9月5日午前(日本時間5日夕刻),イブラーヒーム・エジプト内相自宅付近で,内相の乗る車列を目的とした爆発が発生し,負傷者が発生したことは極めて遺憾であり,負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2.テロはいかなる理由においても正当化できず,我が国は,あらゆる形態のテロリズムを断固として非難します。
3.我が国は,エジプトの治安が早期に安定し,諸勢力が幅広く参加する国民対話と政治プロセスが進展することを期待します。
(参考)
5日午前10時半頃(日本時間5日午後4時半頃),カイロのナセルシティ地区のイブラーヒーム内相自宅付近(ムスタファ・エンヌハース通り,カイロ空港の近く)で,内相の乗る車列を目的とした爆発が発生した。「イ」内相は無事であった。保健省によれば,現時点での負傷者は22名(うち10名が警官,7歳の子供1名,英国人女性1名,ソマリア人女性1名)。その後,武装グループが車列に対して発砲し,警備に当たる警官が応戦した模様。爆破に使用されたのはTNT爆弾であり,警備車4台が被害にあった。爆発現場に隣接する建物壁面が崩れ落ち,窓ガラスが割れた他,周辺の車両が破壊される等の被害が発生した。
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