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2013年11月25日

 

~日エジプト関係情報~

 

 

「ボルグ・エル・アラブ空港近代化事業」搭乗橋増設式典

 


 

 

 

1.11月25日、アレキサンドリア県のボルグ・エル・アラブ空港にて、同空港における円借款事業「ボルグ・エル・アラブ空港近代化事業」の一環として新設された搭乗橋の増設式典が開催されました。 同式典には、エジプトからアブドルアジ-ズ・ファーディル民間航空大臣、ターレク・マフディー・アレキサンドリア県知事ほか、日本から鈴木敏郎・駐エジプト大使、松永秀樹JICAエジプト事務所所長など多数の要人が出席しました。

 

2.式典において、鈴木大使より,日本は,ハード・ソフト両面で同空港の建設を支援してきた,搭乗橋の増設により同空港がフル稼働することは喜ばしい,ボルグ・エル・アラブには,エジプト日本科学技術大学(E―JUST)もあり,日本とエジプトが協力していく余地は大きい,と述べました。また,ファーディル民間航空大臣より,これまでの日本の協力に対する謝意と共に,更なる協力への期待が表明されました。

 

3.ボルグ・エル・アラブ空港近代化事業(Borg El Arab Int’l Airport Modernization)は、エジプトで、カイロに次ぐアレキサンドリア圏の急増する航空需要に対応するため、ターミナルの新設、誘導路の整備などを行うもので、我が国が57.32億円の円借款を供与しています。 同空港は、201010月に旅客ターミナル・誘導路が供用された後、空港利用者数は増加し、2012年時点約198万人に達し、エジプトで4番目に利用者数の多い空港となっています。 増加する空港利用者に対応するため、円借款事業「ボルグ・エル・アラブ空港近代化事業」の一環として、この度,3機の搭乗橋(日本企業が製造)が新たに増設されました。

 

4.同空港の位置するボルグ・エル・アラブは、日本とエジプトが協力し、2010年に開校したE-JUSTも立地し、エジプトのみならず、アラブ、中東及びアフリカ地域の科学研究・教育の拠点となることが期待されているほか、エジプト政府が産業拠点の形成をめざし集中的に開発を行っている地域の一つとなっています。

 

 


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