平成26年3月2日
「円借款プロジェクト(上エジプト給電システム改善事業Lot-1)調印式」

1.
2月26日、カイロの電力・エネルギー省において、鈴木駐エジプト大使とアフメド・モスタファ・イマーム電力・エネルギー大臣の立ち会いの下、エジプト電力公社と独シーメンス社・住友商事のコンソーシアムとの間で、円借款プロジェクト「上エジプト給電システム改善事業Lot-1」の契約署名式が行われました。
2.
このプロジェクトの概要は以下のとおりです。
エジプトにおける慢性的な電力需給のひっ迫状況を改善するため、上エジプト地域における、電力系統運用の効率化と安定化を図り、同地域の経済・社会の発展に貢献するものです。具体的には、Lot1では、ナガハマディにある既存の上エジプト給電指令所(1980年代の円借款にて建設)の更新、中エジプト給電指令所の新設、右両地域に存在する約150変電所への情報通信装置(Remote
Terminal Unit)等の設置・更新等を行います。
(1)事業実施者:独シーメンス社・住友商事のコンソーシアム
(2)コンサルタント:東電設計
(3)L/A締結日:2008年12月4日
(4)プロジェクト総額(Lot1):2,400万ユーロ(日本政府からの円借款)及び5,260エジプト・ポンド(エジプト政府)
※上エジプト給電システム改善事業全体(Lot1〜3)に対する円借款総額:107億6,800万円