|

 

 

平成27年12月14日

 

無償資金協力「カイロ大学小児病院外来診療施設建設計画」に関する書簡の交換
 

    

 

  
1.2015年12月14日、日本側・香川剛廣駐エジプト大使とエジプト側・サハル・ナスル国際協力大臣との間で、総額15億6000万円を上限とする無償資金協力「カイロ大学小児病院外来診療施設建設」に関する書簡の交換が行われました。また、併せて富吉健一JICA理事とサハル・ナスル国際協力大臣との間で贈与契約の調印が行われました。

2.本計画は、エジプト政府の要請に基づき、カイロ大学小児病院の既存の施設に加え内科系外来診療施設を新たに整備し、関連機材の供与を行うことにより、外来診療サービスの改善を図るとともに、大学病院としての教育機能の強化を図り、もってエジプトにおける小児医療サービスの向上に寄与するものです。

3.カイロ大学小児病院は、1982年に日本政府の無償資金協力によって建設され、エジプトの小児医療分野における中心的役割を担ってきました。病院建設後は小児医療技術の向上等を目的として、日本から派遣された専門家による技術移転が行われてきました。本事業により、平米あたりの外来患者数を減らすことに夜施設の混雑解消、各種検査の処理件数を増やすことによる患者の収容能力の向上が達成されることで、カイロ大学小児病院の外来診療サービスの改善が期待されます。

 

  


Japan's Assistance to Egypt - Archives

 

Copyright(C): 2012 Embassy of Japan in Egypt      | Legal Matters | About Accessibility | Privacy Policy |