平成30年02月22日
円借款「エジプト・日本学校支援プログラム
(エジプト・日本教育パートナーシップ)」に関する書簡の交換

1.2018年2月21日、シェリーフ・イスマイール首相立会いの下,香川剛廣駐エジプト大使とサハル・ナスル投資・国際協力大臣との間で総額186億2600万円を限度とする円借款「エジプト・日本学校支援プログラム(エジプト・日本教育パートナーシップ)」に関する書簡の交換が行われました。また、併せて北岡伸一JICA理事長とターレク・シャウキー教育・技術教育大臣との間で円借款貸付契約の署名が行われました。
2.エジプト・日本教育パートナーシップは、一昨年2月から3月にかけてのエルシーシ大統領訪日の際に発表されたもので、エジプトの経済的、社会的発展に資する人間性豊かな人材の育成を支援することを内容とするものです。
3.本パートナーシップでは、就学前教育から、基礎教育、技術教育、高等教育に至るまで、エジプトの教育システム全体に対して、日本の教育の特長を生かした包括的な支援が謳われています。
今回の円借款によって、教育セクター向けの財政支援を行い、エジプト政府が進めるエジプト・日本学校(Egypt-Japan School : EJS)の開校に向けた政策・制度構築を促すことにより、エジプトにおける日本式教育の導入を推進し、教育の質の改善および若者の能力強化を図り、もってエジプトの経済安定及び開発努力の促進に寄与していくことが期待されます。