本日5月2日深夜より、カイロ・アッバセイヤ地区所在の国防省及びアッバセイヤ広場付近において、多数のデモ隊が集まり、衝突が発生しました。
報道によれば、一連の衝突により、約10名が死亡、百人以上の負傷者が発生している模様です。
また、金曜日を中心に、カイロ・タハリール広場、アッバセイヤ広場等でデモ・集会がしばしば行われています。
暴力行為等の混乱やデモ隊にかかる衝突事件は、突発的に発生する可能性があり、衝突事件発生の際には、突然の付近道路の封鎖、投石や放火、治安部隊による威嚇射撃や催涙ガス銃の使用に発展することがあります。
つきましては、テレビ報道等にも注意を払い、最新の関連情報の入手に努めていただき、今後も引き続き、不測の事態に巻き込まれないよう、カイロ・タハリール広場、アッバセイヤ広場等の政治集会に用いられる国内各地の場所、首相府、国防省、内務省、人民議会、裁判所等の政府関連機関、国営テレビ局、外国公館及びそれらの付近への不要不急の外出を控えてください。
上記場所以外でも、デモ、集会や群衆に遭遇した場合は、平穏であると感じても、決して近づくことなく、すぐに現場から離れてください。
また、各種犯罪にも巻き込まれないよう、引き続き、夜間、早朝の外出は特に注意し、単独行動を控える等自らの安全確保を図ってください。
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