1.本日(17日),ムスリム同胞団
などのムルスィー氏支持派は,「決意の100万人デモ」のスローガンの下,ムルスィー氏の復権要求
とムルスィー氏支持派デモ隊に対する暴力への抗議のため,カイロのラバ・エル・アダウィーヤ・モスク前から共和国防衛隊本部,ラムセス広場,イッティハーディーヤ宮殿のそれぞれまで,ギザのカイロ大学前ナハダ広場から国営TV局等までの行進をはじめ、エジプト全土でのデモ・座り込み活動を呼び掛けています。また、デモ隊によりカイロのサラーハ・サーレム通り,ユースフ・アッバース通り等の通行が閉鎖される可能性も報じられています。
15日夜には,ムルスィー氏支持派が10月6日橋を封鎖し,警察隊と衝突した結果,カイロ及びギザで12名が死亡しています。
2.7月9日付のスポット情報「シナイ半島を含むエジプト全土における治安情勢に関する注意喚起」でお知らせしたとおり、やむを得ない理由でエジプトに滞在されている方は,多数の人が集まる場所(集会・デモのみならず商業施設等も),治安当局を始めとする政府関係施設,政党関係施設や外国関係施設には近づかない等,最新の情勢の入手に努めつつ,不測の事態に巻き込まれないよう,最大限の注意を払って下さい。

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