1.正統性支持同盟(ムスリム同胞団を含むムルスィー氏支持派)は、明日(20日)、金曜礼拝後にエジプト全土各地においてデモを行うことを呼びかけています。現時点で具体的な実施場所や時間は明らかになっていませんが、イッティハーディーヤ宮殿やラバ・エル・アダウィーヤ・モスクに向けたデモ行進が計画されているとの情報もあります。
2.19日,内閣は21日(土)から,外出禁止令の適用時間を午前0時から5時まで(金曜日は19時から翌5時まで)に短縮する旨発表しました。なお、17日,カイロにおいて外出禁止令違反で拘束されていた仏人教師が警察の留置場で他の被拘禁者による暴行を受け,死亡する事案が発生したと報じられています。
3.19日朝から、軍・警察はギザ西方のカルダサ及びナーヒヤ地区で治安回復作戦を実施し、警察側に死傷者が発生したと報じられています。
4.また,19日朝には,カイロ市内の地下鉄ヘルミーヤ・ザイトゥーン駅付近で爆発物が発見されたと報じられています。
5.ついては,外出禁止令の適用時間中は,厳に外出を控えるとともに,適用時間外についても,行く場所や時間帯に注意を払い、デモや集会,国防省及び内務省関連施設、軍・警察の展開場所などには近づかないようにするとともに、関連の最新情報の入手に努めて下さい。
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