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平成21 3
在エジプト日本大使館

 

爆発物等に関する注意喚起

 

(平成27年3月10日付)

 


1.3月13日(金)から15日(日)までの間に開催されるエジプト経済開発会合(EEDC)に伴う注意について,10日付けで外務省からスポット情報「エジプト:エジプト経済開発会合(EEDC)開催に伴う注意喚起」を発出しましたが,同スポット情報に掲載した事件のほかにも,3月7日及び9日深夜に連続してカイロのマーディー地区で爆発物が発見され治安当局により爆破処理される事案が発生するなど,多くの外国人が居住するような地域でも爆発事件等(治安当局が処理したものを含む。)が発生しています。
その場所としては,ショッピングセンター(例:アレキサンドリアのカルフール付近での爆発,カイロのシティスターズでの偽爆弾発見等),レストランやファーストフード店(例:ケンタッキー・フライドチキン,マクドナルド等),通信会社(ボーダフォン,エティサラート,モビニール等),銀行(エジプト系・アラブ首長国連邦系)等の外国人がよく訪れるような店舗付近でも発生しています。
なお,こうした店舗の近くで発生する事件は,夜や朝に多くみられる傾向にあります。

2 このような事件に関連し,その信憑性は必ずしも明らかでありませんが,ネット上で,以下のような声明が出されています。
(1)「革命的懲罰運動」と名乗る者は,3月9日付けの声明で,自分たちはこれまでエティサラート,エミレーツ銀行,アブダビ銀行,モビニール,ケンタッキー・フライドチキンを含めた多くの標的に対する作戦を実行してきたと述べるとともに,一般市民に対し,警察や国軍機関からは終日遠ざかるべきこと,「軍事的占領」を支援する会社やその利権からは営業時間外に遠ざかるべきことを警告しています。
(2)「人民抵抗運動」と名乗る者は,2月26日付けの声明で,自分たちは同日にモハンディシーン地区で発生したボーダフォンとエティサラート付近での爆発事件を実行したことを述べるとともに,警察関連施設,モビニール,エティサラート,ボーダフォン,アラブ首長国連邦系の銀行,カイロインターナショナル銀行に営業時間外に近づかないよう警告しています。
(3)また,これまで多くの事件を実行してきた「アグナド・マスル」と名乗る者は,3月7日付けのビデオ声明で,現政権との戦いを続ける旨述べるとともに,爆発事件を近い時期に起こす旨を警告しています。

3.つきましては,最新の治安関連情勢の情報の入手に努めるとともに、警察,軍,司法その他の政府関係機関の施設や車両,デモ等が発生中の場所には近づかない,電力,公共交通機関等主要インフラ施設,外国人を含め不特定多数の人々が集まる場所に近づくことは最小限にする(特に深夜と早朝は避ける。)等,不測の事態に巻き込まれることのないよう細心の注意を払ってください。
  また,最近カイロ等で発生している事件の爆弾は,車両の下,電気ブースの近く,ゴミ箱の中等に置かれ,また,ある程度の威力があります。外務省海外安全ホームページでは,爆弾事件対策をまとめた小冊子を掲載していますので(「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」。
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html),今一度ご参照ください。

  

 

 

在エジプト日本国大使館 領事部

 

TEL: 02-2528-5910

FAX: 02-2528-5907

Email: ryoji@ca.mofa.go.jp

 


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