1.エジプト内務省の発表によれば、13日、警察と軍の合同部隊が西部砂漠のエル・ワーハ(Al Wahat)地区でテロリストを追撃していたところ、メキシコ人観光客らが乗っていた4台の車両をテロリストと誤認し発砲した結果、エジプト人とメキシコ人を含む計12人が死亡、10人が負傷する事案が発生しました。
2.同砂漠地帯には観光地もありますが、テロリストの活動場所でもあるとされ、今回のように警察と軍による対テロ作戦もおこなわれることがあり、また、2014年10月4日から、エジプト観光協会は所属の旅行会社に対し、西部及び南部方向への全ての砂漠旅行を中止するよう通達(同年10月22日以後、白砂漠方面のみ旅行可能となりましたが、砂漠内でのキャンプは禁止)しています。
3.これらを踏まえ、且つ、西部及び南部の全ての砂漠は「海外安全情報(危険情報) レベル2」が発出されておりますので、在留邦人の皆様におかれても、右砂漠への不要不急の渡航は避けるようにしてください。
|