2013年3月12日
東日本大震災2年後関連事業
東北地方を中心とする我が国の国土に未曾有の被害をもたらした東日本大震災発生から2013年3月11日で2年を迎えました。東日本大震災で亡くなられた方々を追悼し,復興を祈念しつつ,エジプトからの温かい支援に対する感謝の意味を込めて,以下のとおり3つのイベントが開催されました。
1.3月10日(於:在エジプト日本国大使館多目的ホール)
第12回JENオープンサロン「Japan
in our Heart: Commemorating the Second
Anniversary Eve of the Great East Japan Earthquake and Tsunami
on March 11th」
(JEN(Japan
Egypt Network)主催)
2.3月11日(於:アレキサンドリア図書館)
アレキサンドリア図書館における「Japan
Day」
(アレキサンドリア図書館主催,在エジプト日本国大使館協力)
3.3月12日(於:E-JUST)
E-JUST(日本・エジプト科学技術大学)における「Japan
Day」
(E-JUST主催,在エジプト日本国大使館協力)
第12回JENオープンサロンでは,ワリード・アブデルナーセル元駐日大使や元国費留学生,カイロ大学日本語・日本文学科及びエジプト世界青年の船同窓会といった,日本とゆかりのある人物・団体が参加し,被災地への激励メッセージを語りました。また,エジプトにお住まいのピアノ教師菅野仁美氏が,被災地への追悼と激励の音楽を演奏し,さらに,JEN
Youthが「しあわせ運べるように」を歌いました。
アレキサンドリア図書館における「Japan
Day」では,ムハンマド・ラシュワン柔道家が被災地アスリート達へメッセージを送ると共に,ワリード・アブデルナーセル大使が日・エジプト関係に関する公園を行いました。また,エジプト人音楽家によるウード演奏や国際交流基金アレキサンドリア日本語講座教員及び生徒による音楽パフォーマンスも行われました。
更に,松永JICAエジプト所長はすべてのイベントに参加し,震災状況や復興状況に関するプレゼンテーションを行いました。
何れのイベントでも,参加者一同による黙祷が行われ,大震災2年後に際する日本政府のメッセージが共有されました。
東日本大震災により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げますと共に,一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。