![]() |
日本人在住者の大半が生活する大都市とその内外の交通状況について紹介しています。(2016年12月現在)
1.電車・地下鉄の利用法 ●個人経営のタクシー 当国のタクシーは、リムジンを除きほぼ全てが個人経営である。政府により一応の料金基準は発表されており、メーターの設置も義務づけられているが、稼働していない。政府の定めた料金は安価過ぎ、走行中のガソリン代を下回るほどであるため、相場額を支払うのが暗黙のルールとなっている。大型タクシー、ホテル周辺に待機しているタクシーが割高である。 2008年末頃より多く見られるようになった白色一色のタクシーは,メーターを備え付けており(初乗り4ポンド),領収書が出るものもある。メーターに出る金額も絶対的なものではないが,近場でもだいたい相場ぐらいの金額が出るので支払いの目安となり,交渉の必要がなく,メーター通り支払えばトラブルも少ない。他方で,メーターが改造されている場合もあるため注意が必要。
●ウーバー 当国では個人配車サービス「Uber」の利用が可能である。料金交渉が不要で支払いもアプリ内で事前に登録したクレジット・カード及び現金の2種類から選択可能。近距離の場合,タクシーよりやや高価となるが,遠距離の場合,むしろ割安となる。基本的にエアコン付きでドライバーも英語を話す割合が高い。
●ロンドン・キャブ・エジプト 主にカイロ市内及びハルガダ,シャルム・エル・シェイク等を走る予約制タクシー。HP(http://londoncabegypt.com/ )から予約可能,料金の積算も可能であるが比較的割高である。
●ブルー・キャブ カイロ市内を走る,企業経営の予約制タクシー。連絡先等がHP(http://thebluecab.com )に記載されている。E メール,或いは電話での予約が可能である。運転手から,料金とは別途チップを要求される可能性がある。
●リムジン リムジンは会社毎に料金を設定しており,ホテルのリムジンカウンターなどには大抵,一欄表が掲示されている。料金は,一般のタクシーの数倍から十倍程度である。車体の色は白,黒,濃紺,赤色などがあり,大抵は1色で,前部ドアに会社のロゴ・マーク・シールを貼っている。
●料金交渉 タクシーには事前に料金を交渉して乗るのが一般的であるが、いったん料金交渉が終わっても、走行中や降車時に再度交渉されることがある。ある程度現地に慣れ、相場も把握した後は行き先だけ告げて乗り、交渉せずに降りてから助手席の窓越しに相場額のみ手渡す方が楽である。現地の者はこの方法でタクシーを利用している。流しの場合は、料金は1km=1ポンド程度であるが、主要ホテル前に駐車しているタクシーはこの数倍を要求する。乗車時には1ポンドや50ピアストル等の小銭を用意しておくとよい。普通のタクシーをダウンタウン内で利用する場合は10ポンド程度。 ホテル前で待機しているタクシーの運転手は簡単な英語を話せるが、流しのタクシーの運転手はアラビア語しか話せないことが多い。しかし、目的地付近のホテル名、広場や通りの名と簡単なアラビア語(右、左、まっすぐ、ここ等)を覚えればことは足りる。 また、行き先や時間帯によっては乗車拒否もある。 |
|