アハマド・ラハミー東京国際大学国際戦略研究所教授に外務大臣表彰

令和4年8月25日
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 8月25日、在エジプト日本大使公邸において、岡大使からアハマド・ラハミー東京国際大学国際戦略研究所教授に外務大臣表彰が授与されました。外務大臣表彰は、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献のあった個人および団体の功績を称えることを目的としています。
 
 アハマド・ラハミー教授は、カイロ大学日本語日本文学科の第一期生で、日本で博士号を取得し、カイロ大学同学科で日本語・日本文学の教育に尽力されました。また、日本語・日本文学に関する研究学術論文発表や、日本の古典や現代文学作品のアラビア語翻訳活動(源氏物語、伊勢物語等)に熱心に取り組み、エジプトでの日本語・日本文学の普及にも貢献されました。2017年以降は日本の大学で教鞭をとられ、日エジプト両国の相互理解の促進に寄与されています。 
 
 表彰式では、岡大使から、ラハミー教授の偉大な功績を讃え、両国の架け橋となるエジプト人の教育・育成に深い敬意と謝意を示しました。さらに、日本で同教授の教えを受けた若者達が、今後の日・エジプト関係の架け橋となることも期待している旨述べました。
 
 また、ラハミー教授からは、今回の表彰に対する喜びを表明するとともに、岡大使を始めとする在エジプト日本国大使館に対する深い感謝の念を表明されました。さらに、日本語を学ぶことになったきっかけや、日本留学中の思い出について紹介されつつ、日本語・日本文化やその教育に対する熱意について述べられました。