郵便物等の取扱いに関する注意喚起
令和4年12月6日
郵便物等の取扱いに関する注意喚起
1 報道によれば、11月30日以降、スペイン国内において外国公館、政府機関、政府と取引のある企業に手紙爆弾が送付される事案が連続して発生しています。このうち、在スペイン・ウクライナ大使館で発生した事案では、手紙爆弾が爆発し、同大使館職員が負傷しました。
2 当地エジプト国内で同様の事案が発生したとの情報は現時点のところ確認されていませんが、これらの手口を模倣した犯行が行われる可能性も排除されませんので、自宅や職場等に以下(1)に示すような特徴のある郵便物等が届いた場合には以下(2)に注意いただくとともに、当館へ情報提供を頂ければ助かります。
(1)小包及び手紙爆弾識別のためのチェック・ポイント(出典:外務省海外安全ホームページ掲載資料「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」(https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/bomb.pdf))
〈外見〉
・住所・氏名等の記載内容、消印、切手等が不自然(差出人の住所・氏名の欠如、差出人住所と消印の相違、切手の貼り過ぎ等)
・包装が不自然(稚拙な包装、テープやひもを多用し必要以上に頑丈等)
・必要以上に「親展」、「至急」、「取扱注意」、等の表示
・ワイヤー、ひも等の突出及び油状のシミや汚れ
〈臭い〉
・靴墨、アーモンドのような臭いや芳香
〈重さ〉
・異常な重さ(軽さ)や重さのバランスに片寄り
・手紙爆弾の場合には、通常の手紙に比し、重く、厚みあり
〈感触〉 (注:強く押したり、振らないでください)
・不自然な固さや弾力感
・突起物や塊状物質の存在感
・内容物にガタつき
・時計のような音や液体の音等以上な音
※なお、上記の特徴は例示であり、これらに限定するものではありません。
(2)不審な郵便物等を発見した際の対応
・警察(122番)に速やかに通報し、回収又は撤去を依頼してください。
・警察が到着するまでは郵便物等に触れたり、動かしたり、嗅いだりしないでください。