2022年12月30日イスマイリア県で発生した検問所襲撃事件に対する注意喚起(その2)

令和5年1月10日
2022年12月30日イスマイリア県で発生した検問所襲撃事件に対する注意喚起(その2)

1 昨年12月30日、スエズ運河に近いイスマイリア県の市街地に位置するアルサリヒーンモスク付近の検問所が襲撃され、エジプト警察当局に複数の死傷者が発生した事件について、実行犯2名のうち1名は現場で射殺されましたが、別の1名は逃走中であるとの報道があった旨を当館より領事メールにてお知らせいたしました(詳細は以下の領事メールをご参照ください)。
 
2 本件事件後、治安当局において捜査等が進められていますが、逃走中の上記1名の実行犯は未だ確保されておらず、イスマイリア県内に潜伏中であるとの情報もあります。つきましては、引き続き安全確保に十分注意を払ってください。
 
 
《2022年12月31日付け領事メール》
1 12月30日、スエズ運河に近いイスマイリア県の市街地に位置するアルサリヒーンモスク付近の検問所が襲撃され、3名の警察官が死亡し、その他負傷者も発生したとの報道がありました。実行犯2名のうち1名は現場で射殺されましたが、別の1名は逃走中とのことです。
 
2 イスマイリヤ県の危険情報はレベル1(十分注意してください。)ですが、犯行声明も発出されていないため、今回の事案の背景も明らかではないことを踏まえ、安全確保に十分注意を払ってください。
 
3 「ここは日本ではない」という意識を持ち、以下のテロ対策をお願いします。
(1)最新の治安情報の入手に努める。
(2)軍・警察・司法等の政府関係機関の施設や車両、主要インフラ施設、治安当局が立ち入り規制している場所等に近づかないようにする。
(3)常に周囲の状況に注意を払い、騒ぎや急な人だかりなどの不審な状況、不審な物・人物を察知したら、速やかにその場を離れるばど安全確保に十分注意する。観光施設、公共交通機関、教会、モスク等の外国人を含めた不特定多数の人が集まる場所を訪れる際には、特に注意を払う。
 
参考:エジプト「海外安全情報」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_094.html#ad-image-0