エジプト国内におけるデング熱発生に伴う注意喚起

令和5年7月20日
エジプト国内におけるデング熱発生に伴う注意喚起

1.報道等によれば、エジプト保健人口省は国内の複数都市(ルクソール県北部に位置するケナ県、紅海沿いの紅海県)において、蚊を介して感染するデング熱の発症事案を確認したとしています。
 
2.デング熱はデングウイルスを持った蚊(ネッタイシマカなど)に刺されることにより感染するウイルス性疾患であり、潜伏期間は2-14日(通常3-7日)で、発熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が主な症状です。
 
3.基本的にワクチンや予防薬もなく、蚊に刺されないことが最善の予防方法となりますので、肌を露出しない長袖・長ズボンを着用する、露出する場合には虫除けスプレーを使用する等、蚊に刺されないよう予防措置に努めてください。
万一、急激な発熱、関節痛等のデング熱が疑われる症状が発生した場合には、早期に医療機関を受診されることを推奨いたします。
 
(参照アドレス:「デング熱」にご注意ください(厚生労働省ホームページ))
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000131793.pdf
 
(参照アドレス:エジプト国内主要都市の医療機関(世界の医療事情(外務省ホームページ))
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/egypt.html