アイマン・カーメル元駐日大使、ムハンマド・エルサイード・オマル・ムーサ・エジプト合気道協会会長、エザート・モハメド・サイド・カイロ日本人学校渉外担当職員に対する勲章の発令

令和6年11月3日
アイマン・カーメル元駐日大使(旭日重光章)
ムハンマド・エルサイード・オマル・ムーサ・エジプト合気道協会会長(旭日双光章)
エザート・モハメド・サイド・カイロ日本人学校渉外担当職員(旭日単光章)
 11月3日、日本政府は、以下の3名の方に、日本・エジプト間の関係強化及び友好親善に多大な寄与を行った功績を賞し、日本国天皇陛下から贈られる勲章の授与を発令しました。
 
 ・アイマン・カーメル元駐日大使(旭日重光章)
 ・ムハンマド・エルサイード・オマル・ムーサ・エジプト合気道協会会長(旭日双光章)
 ・エザート・モハメド・サイド・カイロ日本人学校渉外担当職員(旭日単光章)
 
 アイマン・カーメル氏は、2017年から2021年まで駐日エジプト大使、また2021年から2023年までエジプト外務省アジア担当次官を努め、2019年に日本で開催されたG20大阪サミット、TICAD7に際してのエルシーシ大統領の訪日実現や東日本大震災被災地からの輸入規制の撤廃、2023年には二国間関係を戦略的パートナーシップに格上げに尽力するなど日エジプト関係の強化に貢献しました。

 ムハンマド・エルサイード・オマル・ムーサ氏は、1980年に合気道を学び初めて、以来研磨を積み重ね、2016年にアラブ地域初の6段を取得した、同地域における合気道の先駆者として知られています。2009年に、エジプトで初めて合気道に特化した「エジプト合気道協会」を設立し、老若男女、初心者から有段者に至るまで、幅広く指導を行い合気道の普及に尽力し、長年にわたってスポーツ交流や友好親善の促進に貢献しました。
 
 エザート・モハメド・サイド氏は、1983年から現在まで、35年間という永きに亘ってカイロ日本人学校の渉外担当職員として精勤しており、同校の安定運営ために尽力することで、在籍児童生徒の良好な就学環境の維持・向上や、在エジプト邦人コミュニティの活性化に大きく寄与しました。
 
 
 在エジプト日本国大使館は、上記3名の功績に対して謝意と祝意を表するとともに、今回勲章を授与された皆様を含むエジプトの皆様と協働し、今後とも日エジプト関係の更なる発展のために尽力して参ります。