カイロのナイル・コルニッシュ通りでの爆発

令和元年8月5日

〇エジプト内務省は,8月4日深夜,カイロのナイル・コルニッシュ通りのがん研究所周辺で起きた爆発について,車両に爆発物が積まれたものであったと発表しました。
○不審な状況,不審な物・人物を察知したら,速やかにその場を離れてください。

1.エジプト内務省は,8月4日深夜,カイロのナイル・コルニッシュ通りの国立がん研究所周辺(Kasr Al Aini地区。南からのコルニッシュ通りが一方通行になる地点とAl Manial Bridgeとの間)で起きた爆発について,5日,コルニッシュ通りに逆走して進入した車両が爆発物を積んでおり,それが爆発したものであったとの捜査結果を発表しました。

2.内務省は,爆発物を積んだ車両は,テロ実行のために移動中であったと見られる旨発表しました。

3.在留邦人・旅行者の皆さまにおかれては、以下に注意してください。
(1)テロの標的になりやすい軍・警察・司法等の政府関係機関の施設や車両,主要インフラ施設,治安当局が立ち入り規制している場所等には近づかないようにする。
(2)常に周囲の状況に注意を払い,騒ぎや急な人だかりなどの不審な状況,不審な物・人物を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意する。観光施設,公共交通機関,教会,モスク等の外国人を含めた不特定多数の人が集まる場所を訪れる際には,特に注意をする。


在エジプト日本国大使館領事部
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