日本とUNRWAとの70年にわたるパートナーシップ

令和5年12月13日
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日本はUNRWAとの70年にわたるパートナーシップに基づいて、引き続きUNRWAとの協力を力強く進めていきます。
 
1956年に国連加盟する3年前の1953年、日本は、平和を愛する国として国際社会の平和と安定に積極的に貢献したいという思いから、UNRWAへの支援を開始しました。
 
それ以来、中東の平和と安定のためにはパレスチナ問題の解決が不可欠との考えから、日本は70年間途切れることなくUNRWAへの支援を続けてきました。UNRWAを通じた日本の支援総額は10億米ドルを超え、23億米ドルを超える日本のパレスチナ支援総額のほぼ半分を占めています。
 
12月13日、岡大使は公邸にて、日本とUNRWAの70周年20記念したイベントをホストし、日本とUNRWAとの長年にわたるパートナーシップに敬意と感謝を表明しました。イベントでは、UN Resident Coordinator Ms. Elena Panova, Chief of UNRWA Representative Office in Cairo Ms. Sahar Al-Jobury, Director of Health Programme of UNRWA, Dr. Akihiko SEITAがスピーチを行い、日本との長年にわたる協力を評価しつつ、現在のガザにおける人道状況とUNRWAの取組について詳細な説明を行いました。
 
日本は、ガザ危機が勃発して以降、まず1000万ドルの支援を実施し、また、6500万ドルの追加支援を決定しました。UNRWAには追加支援のうち3600万ドルが拠出され、その他の国際機関も通して支援を行います。
また、日本政府による資金的援助に加えて、JICAの物資支援もガザへ到着しており、日本のNGOも精力的にガザの支援に携わっています。
日本はこれからもUNRWAやその他の国連機関とのパートナーシップを通じて、ガザを含むパレスチナへの支援にコミットしていきます。
 
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