アブルゲイト・アラブ連盟事務総長に対する旭日大綬章伝達

11月11日、アブルゲイト・アラブ連盟事務総長に対する旭日大綬章の伝達式が日本大使公邸にて行われました。この受章は、同事務総長が、日・アラブ関係の強化に多大な貢献をされたことに加え、エジプト外相時代にも日エジプト友好関係を強化されたこと対する功績を讃え、天皇陛下より贈られるものです。
伝達式には、ご家族に加え、オラービー元外相夫妻を始めとする要人の方々も参加しました。

アブルゲイト・アラブ連盟事務総長は、エジプト外相時代にエジプト・日本科学技術大学（E-JUST）の設立や大エジプト博物館（GEM）計画の推進に携わり、この間、日エジプト関係はこれらのプロジェクトを中心に大きく発展しました。
また、アラブ連盟事務総長就任後は、日本とアラブ諸国の間で初となる日・アラブ政治対話の発足に携わり、経済分野だけでなく政治分野での日・アラブ関係強化に貢献しました。

伝達式では、冒頭に岩井大使から、上記の功績を紹介しつつ、今回の受章に対する祝意を表し、引き続き日本との友好関係促進へ貢献していただくことに期待する旨述べました。

続いて、アブルゲイト事務総長は岩井大使から勲記及び勲章を受けた後、挨拶の中で、ご自身の日本への思いや日・エジプト関係及び日・アラブ関係強化の重要性を述べられ、叙勲に対して感謝の念を表されました。