昨年2月カイロオペラハウスでカイロ交響楽団と共演したピアニストの末永匡氏が,国際交流基金の助成により,再びエジプトを訪れ,以下のとおり,カイロ交響楽団と共演されます。
日時:2013年2月23日(土)20時~
場所:カイロオペラハウス大ホール
曲目:
1.ロッシーニ作 『弦楽のためのソナタ第3番ハ長調』
2.メンデルスゾーン作 『バイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調』
3.メンデルスゾーン作 『弦楽のための交響曲第10番ロ短調』
※チケットのお値段は,1階席50LE,2階席35LE等。
オペラハウス内チケットカウンターでお求めください。
(カウンター営業時間:10時から19時まで)
【末永匡氏プロフィール】
桐朋学園音楽大学,ベルリン国立芸術大学,フライブルグ国立音楽大学,モーツァルテウム音楽院で研鑽を積む。
卒業演奏会ではラフマニノフピアノ協奏曲第3番を演奏し好評を博す。2006年ドイツ演奏家国家資格を授与される。同年,ドイツ国際ブラームス協会から,バーデン・バーデンにあるブラームスハウスへの滞在に招かれブラームスの研究に励む。
ドイツ,フランス,スイス,オーストリア,中国での数多くの演奏会に出演そして幅広く国際的な活動を行う。コルマー(フランス)州立劇場で行われた「20・21世紀現代音楽演奏会」に招待された際の演奏では,ダイナミックかつ繊細な演奏で絶対的な緊張感を与え聴衆を魅了し多くの喝采を得た。
ソロのみならず室内楽演奏でも,W・クリスト氏(元ベルリン・フィルハーモニー首席ヴィオラ奏者),C・ヘンケル氏(元北ドイツ放送響首席チェロ奏者)の両氏から非常に高く評価されており,多くの共演者から信頼を得ている。音楽雑誌月刊ショパン2009年4月号では同年1
月東京文化会館小ホールで行われた末永匡ピアノリサイタルの高評価が取り上げられるなど,その深い芸術性を高く評価されている。
現在,昭和音楽大学及び同短大で後進の指導にあたる傍ら,日本演奏連盟主催都民芸術フェスティバル(東京交響楽団,飯森範親氏との共演)や,日本ショパン協会主催ショパンフェスティバルへの出演,日本演奏連盟クラシックフェスティバル,エジプト公演など国内外を問わずソリスト,室内楽奏者としても充実した演奏活動を行っている。
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