1 平素の心構え,準備
(1)事前の準備
海外における在留邦人の皆様の安全な生活を脅かすものとして、テロ、暴動、内乱、クーデター、大規模自然災害、大規模事故等が考えられます。こうした緊急事態はその発生を予想することが非常に困難です。緊急事態に備え、携行品等の準備をしておくと共に、家族の間や会社内で緊急時の連絡方法や対応要領等について予め話し合っておくことが重要です。
(2)所在の明確化
平素より家族、同僚又は知人に対して自分の所在や予定を明らかにするよう心がけてください。
(3)情報入手手段の確保
平素より当地の新聞、テレビ、インターネット、同僚、現地職員、私的使用人等を通じて治安情報を入手できるようにしてください。大使館では在留邦人の皆様に対し、大使館ホームページやEメールにより各種情報をお知らせします。
大使館ホームページアドレス:http://www.eg.emb-japan.go.jp/j/index.htm
(4)在留届の提出
当国に3か月以上滞在を予定されている邦人の方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後延滞なく在エジプト日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき、又は日本への帰国や他国に転勤する(一時的な旅行は除く)際には、必ずその旨を届け出してください。在留届の届出は(ORRネット、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが、電話やFAX、Eメールによる連絡でも結構です。連絡先は、14ページ「緊急連絡先等一覧」を参照ください。)。
(5)たびレジへの登録
在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行者・出張者含む)は外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると、滞在先の最新の安全情報がメールで届き、緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
(6)一時退避場所の検討
常日頃から最新の情報を収集し、特に外出時は周囲の状況に注意を払うとともに、危険な場所には近づかないことを心がけてください。取り敢えずの避難場所について、自分が今どこにいるか(勤務先、通勤途上、自宅等)、どのような事態に巻き込まれそうか等を予め想定して、具体的な場所を検討しておいてください。
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