エジプトにおける新型コロナウイルスワクチン接種の状況

2021/9/21
エジプトにおける新型コロナウイルス関連情報

エジプトにおける新型コロナウイルスワクチン接種の状況について、以下のとおりご案内いたします。
種類 | エジプトにあるワクチンの量 | 接種数 | 方針 | 希望登録方法 | 接種場所変更方法 | インフォームドコンセント
 

エジプトに到着しているワクチン(接種ワクチンは選択できないことになっています)

(エジプトへの初到着順)
 

○シノファーム社のワクチン

日本では薬事承認申請がなされていません。エジプトは、4カ国で4万5千人が参加した同ワクチンの国際的治験に加わり、エジプト保健・人口大臣も同治験に参加しました。エジプト保健・人口省は、同治験での有効率は86%、同治験で予期せざる副反応はなかった旨を以下のサイトで記載しています。
https://egcovac.mohp.gov.eg/#/home

5月7日、WHOは同ワクチンの緊急使用を承認しました。
https://www.who.int/news/item/07-05-2021-who-lists-additional-covid-19-vaccine-for-emergency-use-and-issues-interim-policy-recommendations/
 

○アストラゼネカ社のワクチン

日本では5月21日に厚生労働省が特例承認しました。詳細は以下のサイトなどをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18787.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_astrazeneca.html

2月15日、WHOは同ワクチン(インド生産版と韓国生産版)の緊急使用を承認しました。
https://www.who.int/news/item/15-02-2021-who-lists-two-additional-covid-19-vaccines-for-emergency-use-and-covax-roll-out
 

○シノバック社のワクチン

日本では薬事承認申請がなされていません。エジプト保健・人口省は、同省公式フェイスブックで、7か国・地域(ブラジル、チリ、トルコ、インドネシア、中国、香港、フィリピン)での治験での同ワクチンの有効率は91%と報じられている旨を記載しています。

6月1日、WHOは同ワクチンの緊急使用を承認しました。
https://www.who.int/news/item/01-06-2021-who-validates-sinovac-covid-19-vaccine-for-emergency-use-and-issues-interim-policy-recommendations
 

○ガマレヤ研究所のワクチン(通称:スプートニクV)

日本では薬事承認申請がなされていません。

WHOの緊急使用承認に申請中です。 https://extranet.who.int/pqweb/sites/default/files/Pharmastandard_SummaryReport-PreliminaryInspectionFindings_23June2021_0.pdf
 

○ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチン(注:ワクチンは同社医薬品部門のヤンセンファーマ社で生産されています)

日本では5月24日に薬事承認申請がされています。

3月12日、WHOは同ワクチンの緊急使用を承認しました。
https://www.who.int/news/item/12-03-2021-who-adds-janssen-vaccine-to-list-of-safe-and-effective-emergency-tools-against-covid-19
 

エジプトに到着・存在している量(エジプト政府発表をまとめたもの。9月19日現在)

(エジプトへの初到着順)
○シノファーム社のワクチン:約258万回分
○アストラゼネカ社のワクチン:約581万回分
○シノバック社のワクチン(製品として輸入されたもの):50万回分
○シノバック社のワクチン(エジプトで製品として生産済のもの):1,500万回分以上(原材料分を含まない)
○ガマレヤ研究所のワクチン(通称:スプートニクV):21万回分
○ジョンソンエンドジョンソン社のワクチン:約79万回分
 

接種希望登録、接種の状況

1,340万人が接種済(9月17日付)(うち700万人が初回接種(9月5日付))であると報じられています。
 

接種方針(在留外国人も対象)

以下の優先度に沿って、接種希望登録時の情報によりシステムが自動で優先付けを行い、接種日時が連絡されることになっています。
○第一グループ:新型コロナウイルスに接触機会の多い職種(隔離関係の医療従事者など)、65歳以上、肥満者(ボディマス指数(BMI)40以上)、免疫不全、2種類以上の基礎疾患(喘息、糖尿病、腎疾患、心疾患、閉塞性肺疾患、脳卒中歴)を持つ者
○第二グループ:50歳以上、その他医療従事者、基礎疾患の既往症を持つ者。がん患者、BMI30-40の者。救急車関係者、教師、輸送業、小売業などの労働者
○第三グループ:以上を除く国民、在留外国人

○対象外:接種対象とならないのは、16歳未満、エピネフリン注射を要する重度のアレルギー患者、妊娠・授乳中の女性、2か月以内に妊娠を計画する者、90日以内にコロナに感染した者
 

接種希望登録方法

○ウェブサイトの場合: https://egcovac.mohp.gov.eg/#/home (英語、アラビア語)
○ホットライン(15335)または保健・人口省管轄の病院でも登録可能とされています。
 

○登録方法の概要

[アラビア語画面が出た場合、画面左上の地球儀を模したアイコンに触れると英語画面を選択できます]
(冒頭)「医療従事者」、「基礎疾患患者(年齢を問わない)」、「その他」、「旅行目的」のいずれかを選択
(入力)使用言語、身分証明書上の氏名、国籍、身分証明書番号(注:国籍でエジプト以外を選択すると旅券番号が入力可能)、出生年月日、性別、ワクチン接種を希望する県、ワクチン接種を希望する場所(注:県を選択すると選択可能だが、アラビア語表示)[場所を選択すると、混み具合が表示されるようになりました]、基礎疾患の有無、職業、電子メールアドレス(任意)、携帯電話番号(認証用)、認証番号(認証用携帯電話番号に送信される)、固定電話番号(任意)、別の携帯電話番号(任意)
(その他)入力情報により。基礎疾患に関する診断書アップロード画面など

(登録後)優先度に応じて接種が決定された後、接種日時・場所が携帯電話番号にメッセージで送信されます。登録サイトまたはホットラインで、登録ステータスの確認ができます。旅行目的以外の接種に使用されているワクチンは二回の接種が必要なので、初回接種後に第二回の接種日時・場所が伝達されます。
 

○接種場所の変更方法(5月27日現在)

○今のところ、接種希望登録サイトには登録後に接種場所を変更する機能はありません。
○接種場所を大規模接種センターや空いているところに変更するには、ホットライン(15335)で申し込む必要があります。電話がつながりにくく、また英語話者のオペレーターは少ない模様なので、アラビア語話者の協力を得て変更申し込みを行うことをお勧めします(本人が申し込む必要はありません)。
○変更申し込みに際しては、接種希望登録番号、氏名、パスポート番号、生年月日、住所、登録電話番号、登録番号以外の電話番号(本人以外が変更申し込みの場合)が必要です。
○変更申し込み登録後に直ちに接種予定日時がメッセージで送信されるわけではありません。変更申し込みした接種場所で接種の順番が回ってきたところで、接種予定日時がメッセージで送信されます。

  接種に際して、以下のサイトにある文書への署名が必要です。
https://egcovac.mohp.gov.eg/assets/Informed%20consent%20to%20receive%20the%20vaccine-en.pdf

【重要】同用紙裏面後半に以下のとおり免責に同意する部分がありますのでご注意ください。
「I hereby release and hold harmless the State, health authorities and entities in the country, their employees, agents, affiliate companies, Vaccine manufacturers, their employees, Vaccine suppliers, their affiliates from any and all responsibilities and claims for any known or unknown reasons which arise out of, or associated in any form with, receiving the Vaccine, except in the case of severe misconduct or clear breach of rules and good medical practices.」