パスポートの申請

令和7年3月16日
氏や本籍地など、現有旅券から記載の変更がない場合には原則として戸籍謄本の提出は不要です。まずご確認ください | 申請が必要な場合ごとの可能な対応とその必要書類 | オンライン申請 | 旅券法改正による変更点 | 帰国のための渡航書 | 未成年者の申請 | 旧姓・別姓・別名の記載 | 対立地域渡航のための限定旅券の申請 | パスポートの受取後にエジプト政府で必要な手続き |

まずご確認ください

必要な書類が当館に提出された日から受取までの所要日数 原則として、必要書類が当館に提出された日から起算して3開館日目に受取。
(例:日曜日申請であれば火曜日に受取)
但し、オンライン申請の場合で当館より補正依頼を行った場合には、右ご対応頂いた後に受信される「申請受付通知」のメール受信日から起算し、3開館日目に受取。
パスポートが受取可能な期間
(申請者本人(パスポートの名義人)以外がパスポートの受取を行うことはできません)
パスポートの発行日から6ヶ月以内の開館日
手数料 ・窓口で申請された方は新しいパスポートの受取時に現金でお支払いください。金額はこちら
オンライン申請した方は、オンライン納付(クレジットカード/デビットカードによるお支払い)が可能です。詳細はこちら
重要:パスポート受取後にエジプト政府で必要な手続き
(手続きを行わないと出国できません)
詳細はこちら
写真のサイズなど
(重要:写真自体は45x35mmであるものの、顔の縦サイズ(頭頂から顎までが34mm(±2mm))が規定を満たさず、撮り直し・別写真の提出が必要な場合が増えています。写真自体のサイズは大きくなっても構わないので、顔のサイズが規定を満たすようにご注意ください(*乳幼児を除く))
(*乳幼児は成人などと顔の縦横比が違うので、横幅を優先してください)
詳細はこちら
オンライン申請の場合には、スマートフォン等にインストールしたパスポート申請アプリを使用の上、ご自身で撮影頂きます)
申請者に代わって、申請者以外による申請書類の代理提出としたい場合 ・未成年者の申請書類を親権者が提出する場合、手続き不要で提出可。
・申請書裏面の「申請書類等提出委任申出書」に必要事項記入があれば申請者以外が提出可。
(条件次第で、日本国籍以外の場合も申請者に代わって代理提出可)
未成年者の申請(親権者がエジプト国外にいる場合や親権者が外国籍の場合など) 詳細はこちら
旧姓、別姓、別名を記載するパスポートを初めて作成する場合 ・詳細はこちら(制度全般と記載イメージ旧姓別姓・別名非ヘボン式
必要書類
 

申請が必要な場合ごとの可能な対応とその必要書類

申請をお考えの方のご事情 必要な書類
(リンク先「海外」欄)
備考
  • パスポートの有効期間が残り1年未満となった
切替発給 *氏や本籍地など、現有旅券から記載の変更がない場合には原則として戸籍謄本の提出は不要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
  • 未使用の査証ページがなくなりそう
切替発給 *氏や本籍地など、現有旅券から記載の変更がない場合には原則として戸籍謄本の提出は不要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
残存有効期間同一旅券 *氏や本籍地など、現有旅券から記載の変更がない場合には原則として戸籍謄本の提出は不要。
*パスポート番号は変更。

*料金は日本円6,000円相当のエジプト貨
重要2023年3月27日より、査証ページを追加する手続(査証欄増補)は廃止となりました。
  • 初めてパスポートを申請する
  • パスポートの有効期間が既に切れている
新規発給 旅券申請日前の6か月以内に発行された戸籍謄本の原本が必要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
  • エジプトで生まれたばかりの子を連れて日本に行きたい(当館で戸籍の出生届が受理されたが、まだ日本で戸籍に記載されていない場合)
帰国のための渡航書 *当館で戸籍の出生届が受理された場合、日本入国だけを目的とする「帰国のための渡航書」の申請が可能。
  • パスポートを紛失、盗難、焼失した
紛失届

新規発給
*紛失届と新規発給の二つの手続きが必要(写真はそれぞれに1枚が必要)。
エジプト当局に紛失届出を行った証明が必要。
旅券申請日前の6か月以内に発行された戸籍謄本の原本が必要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
紛失届

帰国のための渡航書
・「帰国のための渡航書」は日本に帰国するのみの目的で発行される渡航文書。
・紛失届と帰国のための渡航書申請の二つの手続きが必要(写真はそれぞれに1枚が必要)。
エジプト当局に紛失届出を行った証明が必要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
  • 結婚や養子縁組等により姓に変更があった
  • 本籍地の都道府県に変更があった
  • 国際結婚等をしたので外国の姓を別名として追記・削除したい
新規発給 *旅券申請日前の6か月以内に発行された戸籍謄本の原本が必要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
氏名や本籍等の変更 残存有効期間同一旅券(変更前のパスポートと有効期間満了日が同一のもの)。
*パスポート番号は変更。
*料金は日本円6,000円相当のエジプト貨
*氏などに変更があったことを示す戸籍謄本の原本が必要。
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
  • イスラエルとの対立地域に渡航するのための旅券を取得したい
詳しくはこちら *申請後、当館において外務省に照会・発給許可を得る必要があるため、通常2週間(或いは審査の結果によりそれ以上)の期間が必要。
 

オンライン申請


2023年3月27日より、一部の申請手続を除き、パスポートのオンライン申請が開始されました。
詳しくはこちらをご確認ください。

2023年7月10日より、パスポートをオンライン申請した方については、旅券手数料のオンライン納付(クレジットカード/デビットカードによるお支払い)が可能となりました。
詳しくはこちらをご確認ください。
 

旅券法改正(2022年)による変更点

2022年の旅券法改正により、パスポートの発給申請手続のオンライン化にあわせて、2023年3月27日以降、以下の点が変更となりました(ご参考:旅券法令改正案内ポスター)。
申請書様式の変更 パスポート発給等のための申請書の様式が変更となり、2023年3月27日以降、これまで使用していた申請書は使用できなくなりました。
(オンライン申請やダウンロード形式の申請書をご利用いただく場合には影響はありません。)
戸籍謄本への一本化 パスポートの新規発給申請等では戸籍謄本(全部事項証明)または戸籍抄本(個人事項証明)のご提出をお願いしていましたが、2023年3月27日以降、戸籍抄本による申請はできません。
(パスポートの切替申請の場合、戸籍謄本の提出は原則不要です。)
パスポートの未交付失効後に新規申請する場合の手数料 新しいパスポートが発行され、6か月以内にお受け取りがない場合、パスポートは失効します。2023年3月27日以降に申請したパスポートが失効し、失効後5年以内に新たにパスポートを申請する場合には通常より高い手数料となりました。手数料はこちらをご確認ください。
査証欄増補の廃止 パスポートの査証欄に余白がなくなった場合には増補を行っていましたが、2023年3月27日より増補制度は廃止となりました。査証欄に余白がなくなった場合はパスポートの切替申請を行っていただく、または、有効期間がお持ちのパスポートの残存有効期間と同じパスポート(残存有効期間同一旅券)を申請いただく必要があります。
 

帰国のための渡航書

帰国のための渡航書とは

  • 「帰国のための渡航書」(Travel document for return to Japan)は、パスポートを所持しないが緊急に帰国する必要があり、かつ、パスポートの発給を受けるための十分な時間がない場合等に発給される渡航文書(Travel document)で、普通のパスポートとは異なるものです。
  • 旅行中にパスポートを紛失した場合や、出生して間もないため戸籍に記載されていないためパスポートの申請ができない乳児等に対して発給されます。
  • 「帰国のための渡航書」は、帰国のためにだけ有効で、これを使って第三国に渡航・周遊することはできません。また、有効期間は必要最小限で(帰国経由地も明記)、日本に帰国した時点で効力を失います。
重要:パスポートを紛失して当館に「紛失届」を提出した場合、そのパスポートは直ちに効力を失いますので、後になって仮にパスポートが発見されたとしても、それを使用することはできません。

申請書類と手数料

※ 当館で戸籍の出生届が受理された新生児が、出生が日本の戸籍に反映される前の場合はこれらの書類は不要です。
※ 緊急に日本に帰国する必要がある場合、1) 帰国のための渡航書申請日前の6ヶ月以内に発行された戸籍謄本、或いは本籍地の記載がある住民票の写し、2) 同写しを当館に発送済(郵便の場合はEMS以外の利用は不可)であることを示すもの、3) 書類提出を確約する誓約書の3点全てがあれば、写しで申請手続きを進められる場合もあります。

重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
 

未成年者の申請

  • 未成年者の両親が日本国籍の場合:申請書裏面の「法定代理人署名欄」にいずれかの親が署名してください。
  • 父母の双方が親権者で、親権者の一方が外国籍の場合:日本国籍の親権者が万が一の不利益を被ることを予防する観点から、未成年の子の日本パスポート申請について、外国籍の親権者の方の同意を書面及び外国籍の親権者の身分証明書の写しで確認しています。(日本語/アラビア語書式 日本語/英語書式
  • 親権者がエジプト国外にいる場合:上の書式を国外の親権者が記入・署名した写しと親権者の身分証明書の写しで対応します。
  • 一方の親権者のみの意思をもって未成年者のパスポート申請が行われることを、もう一方の親権者が同意しない場合には、同意しない方の親権者があらかじめ当館に「不同意の意思表示」を行って頂くことで、同意しない方の親権者の意思に反して勝手に子のパスポートが発給されることを防止することができます。手続き方法等の詳細は当館領事部(ryoji@ca.mofa.go.jp)にご照会ください。
未成年者の旅券発給申請における注意点親権者用お知らせ
 

旧姓、別姓、別名を記載するパスポートを初めて申請する際の必要書類

(※初めての申請でない場合(現在お持ちの有効なパスポート上の氏名が既に旧姓、別姓、別名で表記されている場合)は必要書類提出を省略できます。)
  • 旧姓:戸籍謄本、旧姓が併記された住民票の写し又はマイナンバーカード
  • 別姓・別名:別姓・別名とその綴りを証する公文書(たとえば外国政府発行の婚姻証明書、出生証明書、パスポートなど)
重要2023年3月27日より、戸籍抄本(個人事項証明)での受付はできません。
 

対立地域渡航のための限定旅券の申請

以下に該当する方は、こちらの資料をご参照の上、極力早めに当館領事部(ryoji@ca.mofa.go.jp)にご相談ください。
:この手続はオンライン申請での受付は行えませんのでご了承ください。)
 
  • 現に有効な旅券の査証欄に、イスラエルの入国印の押印やビザが貼付されていることにより、イスラエルと対立関係にある国・地域(イエメン・イラク・イラン・クウェート・シリア・スーダン・リビア・レバノン)への渡航に困難性が生じている、或いは今後生じる蓋然性が高いと判断される場合。
  • 主に業務目的において、イスラエルと共に、イスラエルと対立関係にある国・地域(イエメン・イラク・イラン・クウェート・シリア・スーダン・リビア・レバノン)に渡航する予定がある、或いは今後、渡航する蓋然性が高いと判断される場合。
 

パスポート、帰国のための渡航書の受取後にエジプト政府で必要な手続き

  • エジプト政府は、入国時に使用したパスポートで出国することを出入国管理の原則としています。
  • 当館で新たにパスポート、または帰国のための渡航書を受け取った場合、エジプト政府に手続きを行わないと出国できません。
  • カイロ首都圏での本件担当事務所はこちらです。

(ご参考)窓口配付資料「当館で新たにパスポート等を受け取られた方へ」